デスティニーで行われたFLEXについて

デスティニーは国際宇宙ステーションにドッキングされている実験用モジュールのことであり、FLEXとはデスティニーでおこなわれた実験のことです。この実験は2009年3月~2011年12月までの期間で実施され、上下の区別のない無重力空間で、かつ大気濃度と気圧が厳密に管理された宇宙船内でどのように火がつくのか、といったデータを収集することを目的としました。 実際のFLEXは、チェンバー内でヘプタンやメタノールといった燃料の水滴のような球体を使って約20秒間燃焼させることで行われました。この実験でわかったことは宇宙空間では、地上に比べて火は低温で、ゆっくりとそして低酸素下で燃えることになる。こういった条件の火を消すための消化剤は高い集積度で配置しなければならない。しかし、宇宙船内に設置された混合空気ファンから送られてくるゆっくりとした空気の流れに乗った場合、火はもっと速く燃える可能性もあるということでした。

ISSの実験用モジュール「デスティニー」とその研究について

デスティニー(Destiny)は国際宇宙ステーション(ISS)の米国製実験用モジュールです。 NASAが運用する軌道上の実験施設としては、1974年に撤退したスカイラブ以来初めてです。 1995年よりマーシャル宇宙飛行センターにて、ボーイング社の最先端技術によって建造されました。 2001年2月7日、スペースシャトル・アトランティスに積み込まれて打ち上げられ、飛行3日目にISSの与圧結合アダプタ3にドッキングしました。...もっと見る>>

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